地方の時代において、「和」を基点とする古都のまちづくりは、その地域の未来への指標と考えています。ならまち周辺をはじめ、県内各地の施設群において、懐かしさと新しさを融合した空間の創出を目指しています。

少子化やゆとり教育、地域との連携など、子どもたちの教育環境は時代と共に変わります。その変化に的確に応えた教育施設を、長年培ったノウハウを活かして計画します。

行政サービスの基幹となる施設は、業務空間としての効率性や維持管理に配慮し、デザインは地域における親しみやすさと象徴性を重視しています。

福祉・保険事業の施設は、地域の核となる場として位置づけられます。利用者の安らぎと潤いのために、くつろげる印象的な空間を創造します。

周辺環境やニーズに応えながら、人々が集まり楽しむ、地域の活性化やイメージアップに寄与する拠点施設を目指しています。

自然と共生する純木造邸宅から、効率性と快適性を追求する集合住宅まで、暮らす人のライフスタイルに応じた、多種多様な住まい作りを行っています。

度重なる設計協議の上に、各施設の用途目的に応じた最適解を求めながら、かつ地域性を読み込んだデザインを提案しています。