本計画地は、豊かな自然環境の中に位置しており、その風景と調和し、村の診療所として『温もり』や『安心感』を持った施設を目指した。水平ラインを意識した庇は、陰影により建物に深みのある表情を持たせ、軒先を薄く見せることで、建物の重さや存在感を抑え、曽爾村の風景に配慮したデザインとしている。