南都銀行 天理南支店
設計趣旨
本敷地は天理市南部に位置し、奈良県を南北に結ぶ主要幹線である国道169号線に近接している。又、敷地周辺を含め黒塚東遺跡内に位置し、黒塚古墳にも近接した歴史の息吹を感じる落ち着いた街並みを形成している。敷地には約2mの高低差があり、その高低差を有効に利用した断面計画とし、南側道路から銀行車輛及び行員の進入も考慮して計画した。
デザイン計画として、周辺の街並みに配慮し、落ち着いたデザインを基本とする中に、「先進性」を注入する事で「対比効果」を生み活力ある銀行イメージを表現した。
所在地 | 奈良県天理市柳本町 |
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用途 | 銀行 |
建築主 | 株式会社南都銀行 |
構造・規模 | S造 地上2階・地下1階 延床面積574平方メートル |
竣工 | 2003年07月 |