公立学校共済奈良宿泊所 春日野荘改修
設計趣旨
春日野荘は1971年に新築された宿泊施設であり、ライフサイクルコストの改善と、宿泊施設として時代ニーズに応じた適切な変化を持たせて新たな経営環境を作ることが、この改修計画の趣旨である。
改修の全体コンセプトとして、幅広い年齢層の方が気軽に立ち寄れるような開放的で明るい施設づくりを目指した。また、電気・空調・衛生等設備改修によるLCCの改善を行い、さりげない快適さと効率化を図った。
デザインコンセプトとして、透明感のあるモダンな意匠で幅広い利用者層に印象的な建物となるようにデザインし、外観の変化に合わせて前面道路からの広がりを設け、開放的で常に人々が行き来するようなアプローチを計画した。
所在地 | 奈良市法蓮町 |
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用途 | 宿泊施設 |
建築主 | 公立学校共済組合 |
構造・規模 | RC造 地下1階・地上4階 延床面積5,772.32平方メートル |
竣工 | 2005年09月 |