なら食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス
設計趣旨
本施設は「なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)」の附属セミナーハウスとして計画された、公演や会議を行えるセミナールームや宿泊設備を備えた複合施設である。
NAFICの機能強化をはじめ、地域の農村資源を生かした活動の場の創造、食と農の連接を目指す人々が交流する場の創出を行い、地域の活性化に寄与できる施設づくりを基本理念として設計を行った。
斜面を登るように連続する田畑や、なだらかに続く多武峰のシルエットが特徴的な風景への調和を目指し、水平ラインを屋根や庇、手摺などで強調させながら、交流と育成の場として、凛とした安定感と緊張感のある外観デザインとした。
所在地 | 奈良県桜井市大字高家地内 |
---|---|
用途 | ホテル |
建築主 | 奈良県 |
構造・規模 | 鉄骨造 3階建 延床面積2,915.84㎡ |
竣工 | 2022年03月 |