梅乃宿酒造本社・酒蔵
設計趣旨
明治26年創業の梅乃宿酒造は創業以来、葛城の地で酒造りに勤しんでおられます。
時代の流れに合わせ、蔵を拡張しながら業績を伸ばして来られましたが、酒蔵、瓶詰場、出荷場が点在する状態でした。
そこで業務の効率化やコミュニケーションの活性化を目的として葛城山の麓の寺口への移転を決断されました。「新しい酒文化を創造する蔵」は梅乃宿酒造が掲げるビジョンです。
新しい酒文化とは日本酒の魅力を発信し、それを皆様と共感していくこと。と考えられています。
新しい酒蔵がこの共感の場であるべきだと捉え、梅乃宿酒造の潜在的な力である「蔵人たちの活気」「自然の恵」「日本酒の魅力」の三つを感じてもらえる場を目指しました。
所在地 | 葛城市寺口 |
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用途 | 工場 |
建築主 | 梅乃宿酒造株式会社 |
構造・規模 | 鉄骨造・平屋建て+2階建て・延床面積6909.36㎡ |
竣工 | 2022年03月 |
備考 | 令和5年度きれいな奈良県づくり功労賞 一般地域部門 受賞 みんなでいいね!なら部門 受賞 |