南都銀行高田支店
設計趣旨
近鉄南大阪線高田市駅の北にあり、御所・葛城地域から橿原市内へと通じる国道166号線に面した敷地は、大和高田市のほぼ中央に位置し、ほぼ同じ場所にて建て替えることとなります。
人の往来が多い西側と、地元商店街や隣接スーパー等からのアクセスも考慮し、お客様のエントランスを西側と南側の2箇所に設けた計画としています。
営業室が2層営業となる為、お客様動線を検討した結果、エレベーターを設置し、上下移動がスムーズになるようにしています。
旗艦店舗として、まず「格式高き商いの顔づくり」を目指して、彫りを深くしたフレームの中に水平ラインを強調したファサード(外観)を挿入したデザインとしました。
色彩計画をモノトーンで構成しモダンさも演出する事で、『街づくりをも先導する店構え』となるようにしました。
高田サティの跡地利用は、近隣住民は元より大和高田市からも期待されています。
「再び賑わいのある街に生まれ変わる」をキーワードに、新店舗のイメージが出発点と
なり、新しい街づくりの先導役になることを期待します。
所在地 | 奈良県大和高田市片塩町 |
---|---|
用途 | 銀行 |
建築主 | 株式会社 南都銀行 |
構造・規模 | S造 地上3階 延床面積1711.00m2 |
竣工 | 2013年12月 |